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Salon Art Shopping Paris 2021 評論家コメント

今年6月、フランス・パリのカルーゼル・ドゥ・ルーヴル(ルーブル美術館地下)にて開催されたフランスの代表的なアートフェア『Salon Art Shopping Paris 2021』にhellbent lab.のデザインがこの度、絵画作品として招待出展されました。

本来は2020年開催予定でしたが世界的なコロナ禍の影響で2021年まで延期となっていました。自分たちもコロナ禍でなければ渡仏する予定でした。


そこで、主催様側のご配慮でこの度、展示した三作品について現地の美術評論家やギャラリスト様からコメントを戴きました。普段、”商品としてデザイン”をしているものが“現代アート”として捉えて(観て)いただき、現地の美術評論家から作品に関する感想を戴けた事は今後の制作にとって非常に大きな励みとなりました。嬉しかったのは自分が影響を受けた音楽やモンティ・パイソンなどが海外の人にもきちんと伝わっていた事です。

2023年も招聘参加をさせて頂く事となりましたので、次回こそは渡仏し直に感想や批評が頂ければ有難いなと思っています。





■Eric Monsinjon(エコール・デ・ルーヴル教授/美術評論家)

様々な文化を切り取った模様と、象徴的なモチーフが融合され、ミステリアスな空気が醸し出されています。復活、或いは、「生きていくこと」など、人間が追い求める永遠の課題について疑問を投げかけるような、不思議な作品です。人類の歴史・思想・哲学に対する現代に生きるアーティストのアンサー作品として、とても魅了されました。



■Odile Lefranc(美術評論家/フランス文化通信省)

サイケデリックな幻想が描かれています。ヒッピーやロックの時代、そしてモンティ・パイソンの様なユーモアのセンス。その中には神秘的な魅力さえ感じ取れます。古い時代の要素に加え、色んな文化を表現している、非常にコンテンポラリーな芸術です。様々な時代のファッションを感じさせ、あらゆるスタイルが永遠に通ずるものだというのが伝わってきます。



■Denis Cornet(Galerie Thuillierギャラリスト/評論家)

彼の作品にはとても驚かされました。細かなコラージュは生地に印刷されてもなお、その繊細さを残しています。まさにシュルレアリスムの美学があります。幾つかの作品からは画家のアルチンボルドのユニークな作品を想起させます。実にこの作品たちには驚きました。ロックであり、モードな良さもある。非常に良い作品です。



情報提供:ジャパンプロモーション

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